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2014.01.14

子は「さとり世代」母は・・・

「さとり世代」とは、ゆとり教育を受けた世代。バブル崩壊のあとに生まれ、不況しか知らない世代。堅実で、欲しがらない。浪費せずに貯蓄好き。
まさに、1992年生まれのうちの娘は、この世代。その母親は、バブル世代。娘を見ていると、消費行動のみならず、生き方そのものをバブル世代(つまり、一番身近な母親)を反面教師にしているんじゃないかと思える。無意識なんだろうが。
この記事(1月12日、日本経済新聞朝刊)にあるように、娘もよく「お母さん、それイタイよ」と言う。私の行動のどこがそんなにイタイのか・・・あなたに迷惑かけてるわけじゃないからいいじゃない、と思うけれど・・・けっこう「痛い」ところをついた「イタイ」なので、秘かに傷つく母である。

と、うちの話はさておき。FPのお客様層には、まだこの世代は達していないけれど、あと10年もしたらこの人たちが世帯を持って、子育てをして、マイホームを取得しようとする。投資も考えるだろうし、保険も必要だ。見栄っ張りなバブル世代である親は、ゆとり教育を受けたこの世代をなんとかいい学校に行かせようと、不況下に教育ローンを借り、奨学金を利用し、身を削る思いでがんばってきた。さて、10年後・20年後、さとり世代たちは、どこまで子供の教育に資金を捻出するだろう。しっかり貯蓄しているから、借りる必要はないのかもしれない。でも、年金をあてにしない世代でもある彼らは、自分の老後のことで頭がいっぱいかもしれない。彼らをクライアントに「ライフプラン」を作成するとき、「夢プランも語ってください。その夢のために、必要な金額はどのくらいでしょう」と聞くと何と答えるだろう。楽しみでもある。・・・FPとして、ジェネレーションギャップにも柔軟に対応できる感性を身に着けなければならない、ということか。

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